「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
牛肉ミンチやら、偽装があいつぐ、食品業界。「白い恋人」事件もなさけないかぎり。外国ものも、健康を害しそうなものばかり。そんな時代、産地や生産者のはっきりしたものを取寄せる方が増えているようです。
スイーツについてはいかがですか?本当に安全なものを取寄せていると断言できますか?美味しそうな画像にひかれて衝動買いしてしまうことが多くないですか?ネットショップは、意外に、材料表記をあいまいにしてあるところが多いですよ。
実は、洋菓子和菓子にかぎらず、材料表記に厳密な規制はないんです。たとえば、最近はやりの、「わらび餅」。あなたなら、どちらを買いますか?
●わらび粉・砂糖
●砂糖・増粘多糖類・甘藷でんぷん・わらび粉
上を選んだあなた。何故ですか?
「だって下のは、添加物が入ってるんでしょ?上だと、わらび100%の本物ってことでしょ?」と思っていませんか?
残念ながら違います。わらび粉といっても各店の解釈はさまざまなんです。増粘多糖類の入っている粉を「わらび粉」と呼んでいるお店もあるんです。上の材料の「わらび粉」は、甘藷デンプンと増粘多糖類を省略しているのです。(入っていないものは、通販なんて不可能です。本当の蕨粉とは、それほどまでにデリケートなものです。)
じゃあ、「本わらび粉」ならいいんでしょ?という解釈も大間違い。「本わらび粉」は、”わらび由来の原料を入れてありますよ”という意味。100%という意味ではありません。小指の先ほどのワラビでも「本わらび粉」と名乗るショップもあります。
でも、これは、別に法律違反ではないんです。
法によって、今のところ、菓子の材料の表示は、非常にあいまい。本わらび粉は、各店によって、解釈がさまざまなんです。「本わらび粉」がすべて、ワラビの根から取られた粉だといつ誰によって決まったというのでしょうか?会議でも法律でも一切決まってません。言葉になんとなくそういう響きがするだけです。
だから、「わらび粉・砂糖」としか書いてなかったら、「ステキ!添加物が何も入ってないのね」と喜ぶのは客の勘違いなんです。(実際、添加物や、他でんぷんの入らないワラビ餅は通販なんてできないです。)
最近、添加物を神経質に毛嫌いする消費者の傾向があります。だから、客が勘違いするように、店もわざとそう表記しているのかもしれません。しかし、それは、誠実ではないお店です。本当に誠実な店なら、色粉や添加物についても詳細に載せています。
現時点では、使っている材料を全て残らず詳細に表記しなければならないという法律はないのです。
あいまいなラインしかまかり通っていません。材料だけを見て一喜一憂するのは危険です。
しかし、「わらび粉・砂糖」とでも、書いてくれているショップはまだましだといえるでしょう。ネットの菓子は、材料表記が一切ないお店も少なくありません。(法律で早く規制してもらいたいものですね)
これは、屋台と同じです。屋台は返品がききません。苦情も言えません。祭りが終わったら、ゴミを残して業者はどこかへ去ります。あくる日、食べた子供がお腹が痛くなっても文句がいえないのです。その時だけ、気分にまかせて、買ったおやつ。つまり、素性がわからない衝動買いです。材料表記がちゃんとしていないネットショップのスイーツは、屋台と同じなのではないでしょうか?
バンバン載っている画像がいくら美味しそうでも、けして、衝動買いしてはいけません。消費期限が出ていない商品も同じです。他の客が「美味しそう」と感想を載せていても、それは、サクラと疑ってみてください。
以下、買うのをおすすめする、材料表記の基準のお店です。売る人も生産者の顔も見れないネットの世界であるからこそ、これらが、スタンダードになってほしいものです。
まだまだ、ありますが、きりがありません。全てを網羅しているお店は、今のところ1店も私は見たことがありません。巨大なスイーツの断面ショーをこれでもかと載せているショップは沢山あるんですがね(苦笑)
あと、ネットショップは、サイトの更新業務に手間がかかるので、表記をおろそかにしているという現状もあります。全ての店が悪意があって、材料表記をあいまいにしているわけではありません。
買おうか迷ったら、メールで問い合わせるのをおすすめします。その返事が誠実かどうかで、判断してみてください。スーパーで、表記を吟味するように、ネットの商品の材料にも吟味しましょう。
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