「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
「これを食べないことには死んでも死にきれん。棺おけに入れてくれたら即座に息を吹き返すのちゃうか」
という和菓子がいっぱいあります。次から次へと出てきます。500年生きてても食べきれるかどうか。京菓子のおかげで、長寿が約束された気がしています(笑)。
塩芳軒(しおよしけん)の「千代たんす」も、そういう、憧れの京菓子のひとつ。ひな祭りの時期には、ぜひ食してみたい、と心待ちにしていました。
店頭でも買えるのですが、高島屋(たかしまや)タカシマヤ ネットショップのオンラインショップから取り寄せてみました。
送料は、300円ですむのが嬉しいところ。(電車代より安い)
しかし(しつこく言ってますが)百貨店オンラインのサイトは、買い物しにくい…。
アチコチ色々買ってみて、高島屋がいまのところ、一番、京菓子の品揃えがいい。加えて、買い物手続きのトラブルが少ない(買い物しやすい、という意味ではない。あくまで、他百貨店サイトに比べてトラブルがすくなさそうという意味)商品ごとに熨斗指定が出来るのかどうかわからなくて、エラーが何度もでるし。今回も途中で何度もキ〜!となりかけましたわ…。
到着は、こういう紙袋。バラのマークはエラそうでいいんだけど、紙袋って宅配だと、薄汚れてしまうんですよね。楽天の無名なショップでもきれいなカートンで到着することが多いのになあ。それだけに、進物にはどうかなあ、とかの心配をいつもしてしまうのです。
手提げの紙袋がついてる。到着後、自分で贈り先に持っていくという包装を選択したんです。(紙袋や美しい包装を見たいだけで、実際は私が食べてしまうんですが…)
贈り先に直接送付せず自分で持っていくなら、いい買い物なのではないでしょうか。
美しい。嬉しいですね。
しばらく見とれて声がでず。
箱の前で、10分間、静止。
すばらしい。
綺麗でセンスのいい包装紙。品格がただよう。
優しい色合い。派手さを抑えたリボンの色。
これが、並の店なら、派手派手にビビットカラーでまとめてしまうところでしょう。
しわも全く入らず。通販なのに、こうまでちゃんと届いた。高島屋も、こういう肝心なところがいつも何とかなっている。だから、百貨店サイトは買いにくいなあとか、なんだかんだ言って、高島屋のサイトは結構利用してしまうのです。
京都の上質の老舗らしい、この掛け紙。塩芳軒(しおよしけん)ってやはりスゴイです。しおりのデザインもステキ。
横から、こんな風に開けて出すことができました。隅々まで、気を使ってくれてますねえ…。
この3段の引き出し、それぞれに、菓子が入っている商品なんです。
菓子を入れるのに、この大げさな箱はやりすぎちゃうか?と昔は思ってました。
が、美しいつくり、色あい。見てたら、なんともいえず、嬉しい気持ちになりました。
私、自身のひな祭り、丁寧にした思い出ないんです。(三人姉妹の次女なんで、結構手抜き…本人も全く気にせず)しかし、この箱を手にとっていると、ずしり。嬉しい重さ。雛祭(ひなまつり)の喜び、女性としての楽しみがフワワ〜と湧き上がります。
すごいです。チャチじゃないんです。金具もプラじゃない。はっきり言って工芸品です。とっておいたら、百年はもちそう…(←※ちょいと誇張。まあ、小物入れに使ってたら数年で消耗、というとこでしょうか。かなり丈夫にできていることは確かです。)これで3000円程度なのは安い。
そして、自分に女の子供がいたら、こんなのを贈ってあげたい。大事に桃の節句をお祝いしたい、とじ〜ん、としてしまいました。というか、子供、大人、年配者、年代問わず、女性なら、誰でも狂喜乱舞する京菓子でしょう。間違いありません。来年、ホワイトデーにくださいよ。連れ合いよ。
たまに、どっかの店で「うちは実質本位です」的な広告を見かけます。味に自信がないの?と聞きたくなってしまう。実質本位の姿勢が許されるのは、野菜とか肉くらいでしょう。和菓子・京菓子はハレの日の嬉しいもの。コンビニの過食系の菓子とは全く違う。
祝い、時間を楽しみ、会話を喜ぶための菓子の包装に心がこもっているのは当然ではないか、と思うのです。
過剰華美包装は、センスがないし、受け取る人の気持ちを考えてない。押し付けがましい。京都のこういった老舗の包装が、ハイレベルなのは、そういう訳なんです。派手で華美ではない。けど、しみじみと嬉しい気持ちを抱かせる上品さがある。隠れたところまで手が込んでいる。子供だましのものを作らない。
これから、数回にわけて、この「千代たんす」のレビューをいたします。よろしくお付き合いください。
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