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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |

最近、「私も京菓子に詳しくなったかも〜ぐふふふ」と、調子にのって、とある、和菓子屋さんで会話したときのこと。干菓子(ひがし)の材料である「寒梅粉(かんばいこ)」について、
「梅の粉なんですよね〜。どうやって作るんですか〜?」なんて言ってしまったので、店員さんにえらくたしなめられました。
「あんはん、それは…他所で言うと恥かきまっせ。寒い今頃、梅の咲く頃に作る粉だから、そういう名前なだけでっせ」
教えていただき、ありがとうございました。ひどい勘違い…。まだまだ全然シロウトでした…。でも、ここで恥を書いてネタにさっそくするワタクシ…ふふふ(笑)
打物、押物と呼ばれる京菓子の大半は、寒梅粉を原料にしています。
それはもともと、「みじん粉」というもの。餅を延ばして鉄板で焼き、挽いて粉末にしたものが「みじん粉」といいます。微塵にした粉…という、そのままの意味なんでしょうね。
では、「みじん粉」と「寒梅粉(かんばいこ)」の違いは何なのでしょうか?それは、みじん粉をより篩(ふるい)にかけ、細かくしたもののことを「寒梅粉(かんばいこ)」というのです。
舌触りと香りがいいので新米が使われることが多く、この新米を粉に挽く時期が、冬のおわり、梅の咲く時期にあたるので、「寒梅粉」と呼ばれているとのことです。
梅そのものとはちっとも関係ないことがわかりました。が、寒い冬、春を待ちわびる梅のような繊細な味わいを、私は、京都の干菓子(ひがし)にやはり想像してしまうのでした。
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