「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |



祇園の名店、鍵善良房 (かぎぜんよしふさ)。葛きりが有名なところです。隠れた人気商品に落雁(らくがん)もあります。「菊寿糖(きくじゅとう)」。


京都の包装はいつもすごいと思うのです。何がすごいかというと、老舗名店になれば、なるほど、どんどん、一見、地味になっていくところ。それが、工芸品の粋に達している。
このロゴマーク。かけ紙、箱の意匠。お店の”鍵”を意味するのだと思うのですが。すごいデザインです。微妙な移ろうようなベージュ色。このカラーのセンスは、京都人ならではのものでしょう。美しすぎて、目も、持つ手もクラクラします。
その渋い箱をあけると目に飛び込んでくる、華やかな花!
ぎゃああ!かわいい!かわいい!(叫んじゃいましたよ。一人で)
菊の花を模した落雁(らくがん)
菊寿糖(きくじゅとう)
京都祇園の逸品。この菓子、実は、本来は、白色のみなんです。
この4色バージョンは、季節限定品。
11月〜12月半ばくらいまで
紅葉が彩る時期にあわせて、作られるもの。華やかな色つきの落雁。
菊の柄が、すごい。
菊ってシンメトリーで作られがちな形ですよね。
しかし、これ、中心点をド真ん中から少しはずしてある。だから、角度の違いで、花がアチコチ向いて立体的に咲いているように見えます。
正面きってギラギラしていない、色や形。なんという繊細な美。「とことんやってちょっと引く」。まさに京菓子の美のそのものでしょう。
当然赤色3号など使用してあります。材料にもちゃんとそれは表記してあります。
昨今は、新興宗教のように、●色○号を嫌う人もいるようですが…
体に害のない規定量のもの。(まあ、将来的にはどう規定が変わるか分かりませんが。厚労省や農水省って相当適当らしいし…。)まあ、私は、こういう場合は全く気にしません。
隅々まで心をこめて作られているこの風情を喜ぶことの方が大事だと思うのです。
まあ、価値観はさまざまでしょう。白色だけのものは通常商品として売られている。なので、色が気になるなら、そちらを買えばいいのですが…。色つきステキ!と素直に思ってしまうワタクシです。
無添加無着色を銘打ってるのに材料表記もまともにせず、異常に日持ちする大手企業の健康(?)食品。有機農法の材料でも脂肪分満載の洋菓子を食べ過ぎて太る。そっちの方がナンセンスじゃないかな〜?合成着色料だからいけない、天然ならOKとかいう、ハヤリも変。天然=身体にいいなんてマスコミの作ったただのイメージだと思いますが。(天然の色=植物?というのもマスコミの思うツボ。実態は虫の糞とかも多いらしいですよ。どこが無害なんだか。)
季節を楽しむ日本人らしいお茶菓子。こういった落雁は、本来、緑茶や抹茶と一緒に、時間をかけて、少しずつ食べるもの。一回につき一口二口しか食べれない上品なものです。
主食や、野菜、肉の加工品なんかは、着色料や添加物に目くじらたてるのも必要だとは思いますが…。身体に影響があるほど、菓子を食べてたら、そっちの方が問題でしょう。(着色料というより、糖分のとりすぎ)
紅白の饅頭や美しい落雁は、日本人の文化。華やかなハレの気分を味わうもの。全ては、お店側のセンスにかかっていると思うのです。だってセンス悪い店のは、体に悪そうなドギツサで見てられないじゃないですか。
この祇園の老舗、鍵善良房 (かぎぜんよしふさ)。この、そこはかとない、「はんなり」した色あい。見とれてしまう。
この店の材料の由来の良さは、葛きりを食べて痛感しています。
純和三盆糖(わさんぼんとう)の味。
なんともいえない、ザク!とした歯ごたえ。
私は、クッキーよりはるかにこちらの方が好きかな。
きめの細かさ。しゅわ、さわわ!と溶ける、上品な甘さ。キュ〜ンと、染み渡る喜び。少しもくどくない舌ざわり。
夢のようなティータイムでした。
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